~自動車保険の等級制度についてVo2.~

こんにちはカルディアー整骨院です。
前回に続いて自動車保険の等級制度についてお話させていただきます。
前回、事故の種類や保険の使い方により等級への影響が違い、等級が下がると保険料が割増され、賠償金額や事故の種類、修理費によっては契約保険を使用しない方が良いケースも出てきます。    とご説明させていただきました。
では具体的にどのようなことなのか、今回はそれらをご説明させていただきます。
 等級の割引・割増率は一般的にどの保険会社でも同様の制度になり、保険会社を変更して、                              新規契約でも等級は引き継がれます。(割引・割増率は改定により変わる場合があります)
〖3等級ダウン事故〗…対人・対物・自損事故で保険を使った場合、3等級ダウンし6等級の方は3         等級まで下がり一般的に事故後3年間は、保険料は現在より高くなります。1度も事故を起こしていない方は毎年等級は上がり毎年保険料が下がります。その差により自動車保険契約年数が同じ5年目でも、事故を起こしている方は保険料は高くなります。

【例1】現在の保険料(5万円) 現在の等級(6等級)※目安額
〖3等級ダウン事故〗…Ⓐ事故5年後➜ 保険料43000円 保険料5年間の合計276000円
      Ⓑ事故をしていなかったら➜保険料33000円 保険料5年間の合計182000円
事故後5年間は無事故と考えると、ⒶとⒷの差額が94000円となります。事故の修理費などと差額を照らし合わせ保険を使うか自費で支払うかを検討する方が良いです。(保険料・経過年数などにより差額は変わります。)

〖1等級ダウン事故〗…盗難・落書き(飛び石)、台風・洪水などの場合〖3等級ダウン事故〗 より差額は少なくなります。この場合は、修理費などを考え保険を使う方がお得になる場合があります。

 〖ノーカウント事故〗…等級変わらず、保険料も上がらないので、この場合は保険を使うほうが良いと思います。
以上のように自動車保険の等級制度を考えると、保険を使うか、使わないかの選択が出てきます。
もし保険をお使いになるようなことがあれば、お考え下さい。
金額等は目安ですので、契約保険会社にご確認ください。)

 

(整体・カイロプラクティック・交通事故取り扱い・労災指定)

                   カルディアー整骨院